ライブプロ代表、岩野より。

どんな意見を述べても

賛否両論あるからこそ

発言しずらい状況では
ありますが。

一応、私の思いも話しておきます。


何度か話すことがありますが

私が芸能の仕事に関わったのが19歳の頃。

それから、かれこれ
17年目。

そりゃもう色んなことがありました。

スタートは、恥ずかしながらも

自分もスクール生として

歌やダンスや演技レッスンなどを受けていました。

(だからといって、なにも出来ませんが)

レッスンの大切さ、特に、基礎レッスンの大切さは学ぶことが出来ました。

それから、そのまま、アクターズスクールのスタッフになり、
たくさんの生徒達と色んな経験をさせて頂きました。
そして22歳の頃、そのスクールの仙台にあった分校を、1人でまかされることになり、
そこで経営のノウハウを
なんとなく学んでいました。

このアクターズスクールのスタッフ時代に思ったのが4、5年くらいの中で
1000人くらいの生徒達と出会いましたが、
その中で、夢を叶え、東京で成功した人は10人いるか、いないかなわけで。

当たり前に 夢を叶えられず、辞めていく人の多いってことなんです。


いつしか、そっちの夢を叶えられず、辞めてく人達、
ようは東京のプロダクションとかに声がかからなかった人達のことを

なんとかしてあげたい。

売れるには東京に行かなければならないんじゃなく、
地元にいても、夢を叶えられる

そんな道筋を、まず作りあげることで、

もちろん全ての人を救えるわけではないけれど、

少しでも力になれるのではないか?

そう思って作ったのが
もう13年前?くらいになるのか、男性グループの『B☆Luck』でした。
(現、EverZOne)

ここで、少し話を戻し
アクターズスクールの話をすると、

アクターズスクールとは、ようは習い事であり、レッスン料として、月謝がかかるわけです。

みんな芸能界にあこがれて、入学金を払い、月謝を払い、アクターズスクールに入り、レッスンをするわけですが、

基本的に、学生も多いので、通常のレッスンは、土日にあり、
平日は、自主練習だったり、スクール生の中でも、
選抜グループに選ばれた子達のレッスンがあり。

その時を思い出すと
みんな学校帰りに、毎日のようにレッスンに来て、
レッスン場の数にも限りがあるので、
事前予約しないとスタジオが借りれない状態で、
スタジオを取り合うほど、練習にきてたなぁ、、って。

やっぱ先に言った、
東京に行って成功した人間も、本当練習してました。
もちろん同じように努力すれば、みんな成功するわけではなくても、努力しなきゃ、叶うものも叶わないのかなぁと。

話をまた戻して
そんな思いの中、結成させたB☆Luckと、これまた
試行錯誤の毎日でした。

地元でも成功させたいなんて、そんな道筋作りたい、思いを語るのは簡単ですが、
当たり前に、そんな簡単なことではないわけで。

ゼロから、イチを作ることの大変さを感じました。

それでも、毎日、毎日、
寝る暇もなく働いたなぁ。
これはすごい昔の奮闘記にも書きましたが

午前中はテレフォンアポインターのアルバイト、夕方から芸能の仕事、深夜はコンビニのアルバイトと、野菜の仕分けのアルバイト。
その頃、南幌町に住んでましたが、仕事は全部、札幌で、札幌から南幌の行き帰り往復2時間がもったいなく、ハイエースの後ろに布団を引いて、寝る毎日。

お風呂は銭湯。

その中でも、地道に営業を続けて、

今でこそ他もやってるイメージですが、

ドンキホーテのイベントだって、
アリオのイベントだって、
キャッツアイ(レジャスポ)のイベントだって、

HMVのイベントだって、

その他の色んなイベント
を、
資料作って、営業して、
やり始めたのは自分であり
ゼロからイチを作った
自信はあります。


おばちは凄い!なんて
言われることがあります。
でも、そんなおばちだって、生まれてすぐに、今のおばちだったわけじゃなく

色んなことを経験して
今のおばちになったんです。
(例におばちをあげましたが、もちろん他のメンバーも。)


それは自分も同じ。
ライブプロも同じ。

失敗もいっぱいしてきたけど、
そういうのも全部含めて今があります。


モーニング娘。含むハロプロが売れてるのは、なぜか?

AKBグループが売れてるのは、なぜか?

ももクロが売れてるのは、なぜか?

事務所が大きいから?
メジャーだから?

もちろん少なからずはあると思う。

でも、実際は、やはり売れるだけの努力をしてるんですよね。


私はライブプロのタレント達を、本気で売りたい、夢を叶えたいと思ってます。
売れるって
夢を叶えるって

簡単に出来るなら
みんな苦労しません。


嫌なことも
大変なことも

乗り越えるから

その先に、自分の叶えたい夢に手が届くんです。


もちろん、自分も、まだライブプロから、成功者を出せていません。

だから今、語っていることも、もちろん正解じゃないかもしれない。

あくまでも自分が経験してきたからこその、意見、考えの一つ。

他の人に言わせたら
売れない理由は
タレントをもっと売り出せてやれない自分のせいかもしれない、
楽曲や衣装が、弱いのかもしれない、

もちろん理由を探せば
キリがありません。


ただ自分に出来ることは

自分に出来ることを最大限に一生懸命取り組むこと。

学んできてないことは出来ないし、

怒られて、注意されて、失敗して、また学んで

次に活かしていく。

生まれて36年間、

芸能に携わり17年間、

そうやって生きてきたつもり。

そして、これからも。

お前のやり方じゃ無理だよって言われても

正解なんてないから、

答えはくれない。

じゃあ正解がないから、

あきらめて、私には無理です。が正解なのか?

そうじゃない。

こんな頼りない、情けない、自分でも、
信じてついてきてくれる人がいる。

バカにしながらも、時には間違いを指摘してくれて、文句を言いながらも、

なんだかんだ顔を出してくれる、応援してくれる人がいる。

一番カッコ悪いのは
そういう、目の前のいざこざから、逃げること。

どんなに自分に思いがあったって、結果、伝わらないこともある。

離れていくこともある。

そういうことも全て受け止めて

反省して、また努力していくしかない。

人は何度転んでも、自分の意思で立ち上がることが出来る。

ダメな人間って

間違いを起こすこと
失敗をすることなんかじゃない。

反省しないこと。
間違いや批判から、逃げること。

と、自分は思ってます。


B☆Luckは、本当にゼロからだったので、
結成して5年目くらいでやっとテレビでレギュラー番組をやれました。

フルーティーは、ある程度ノウハウのある中で
それでも3年目にテレビでレギュラー番組をやれました。

テレビに出るのは、本当に難しいです。

今はなかなか厳しい状況ですが、やはり、またいつかはテレビに出るようにしなければ!と努力しています。

ライブ一つ、イベント一つ、テレビの出演一つ、

事務所が与えられることはあくまでも『チャンスの場』です。

そのチャンスを活かすも、活かさないも、
そこからはタレントの力にかかっています。

これからも、出来る限りのチャンスの場を与え続けられるよう、努力していきます。

今回また、こんな奮闘記を書きましたが、
別に 自分の努力を認めてほしいとか、
そんな意味じゃありません
認めてほしい
わけじゃなくても

事務所の考えを
知っておいてほしい。

そんな気持ちです。


決して中途半端な気持ちでタレントを育成してるわけじゃないんです。


いつかこれも言ったことがあります。

この世界は結果論であり、
どんなに頑張っても

結果悪ければ、評価されることは難しい。

過去を含めて、うちを卒業していくタレント達から
『心から感謝される』ことなんて、ないわけです。

本当に、悲しくて、辛い仕事。。。

それでも
いつの日か、タレント達から、ライブプロにいて良かったと
心から感謝してもらえるような事務所にならなくてはならない。

もうそれは夢ではなく
目標であり、義務であると。

最後になりますが、
触れようか迷いましたが。
本当は、れいあだって守りたかった。

まだ中学一年生。

ただね、今でこそ
小学生からステージに立つ時代。

小学生だろうが、中学生だろうが、大人だろうが、

タレントとして活動が始まれば、社会人と一緒。

契約がなくても

常識的に守らなければならないことはある。

れいあ一人を守ることで、
他の多くの人を傷つけることになる。

今回は脱退の道を選択してしまいましたが、

今回の自分の過ちを反省して、
またいつかどこかで頑張ってほしいな。とは思っています。

2015年、本当に色々あった年でした。

2016年もきっと色々あると思います。

噂には尾ひれはひれがつくもの。

聞いたことすべてを鵜呑みにするのではなく、

自分の目で見て、確かめて、応援してほしいなと。
特に最近のネット社会は

それが例え嘘でも間違いでも、

書き方一つで、悪になる。
だからこそ、自分は、そういうたぐいの書き込みを見ないようにしてるけど、

中にはどうしても見てしまい、気にするタレントも多いみたい。

残念。

なんか書きたいことがあふれてしまい、終わらないから、そろそろ締めます。

タレント達の皆さん。

伝わってないかもしれないけど、

私は、

朝起きて、

シャワー浴びてる時も

会社に向かう車の中も

出勤してからは、当たり前に

ご飯食べてる時も

夜、飲んでる時も

布団に入って寝付く時も

毎日、毎時間、

君たちをどうやって売ったらいいかを考えてるよ

どうか諦めずに
ついてきてほしい。


ファンの皆さん

理由はどうあれ

応援してくださいと言っておいて

こんなにもたくさんの卒業生を出していたら

それは信用もなくすのは仕方ないと思っています

申し訳ありません。

それでも、反省しながらも
これからも

皆さんが楽しめるイベントやライブを
企画していきますので

どうかライブプロで頑張っているタレント達を

応援してあげてください。
よろしくお願い致します。

岩野祐二 36歳

まだまだ挫けず頑張ります!

長くなりましたが2015年、最後のブログとなります。
一年ありがとうございました。

2016年も、よろしくお願い致します。

ライブプロ
代表 岩野祐二