HAL

HALのお話し。


HALは、ミュージックガーデンでB☆Luckと一緒に共演してたわけですが、


正直その頃は、あんまりちゃんと観たことなかったんですよね(^_^;)


言葉にするとうまく伝わらないかもですが、
『個人的に興味のあるジャンルの曲じゃなかった』(嫌いとかじゃなくね。)というか、

もっというと
『グループの中に男女、異性がいるグループって難しい』っていう固定観念が自分の中であって。


だからどっちかと言うと、ブレエメンの方が興味あったりして。笑
(最初はね、最初は。今は当たり前だけど、心からHAL。)


そんな中、HALから『お話しを聞いてもらいたい』ってなって、

『いいよ〜、いつでもおいで〜』なんて言ってたら、
たぁ〜坊からの若干熱いメールがきまして。

『社交辞令じゃなく、本当にお話し聞いてもらいたくて、事務所に行ってもいいですか?』ってね。


そこで色々相談にのって、話した結果、
『うちの事務所は、ご存じの通り、そんな大きなプロダクションじゃないし、B☆Luckだって、まだまだ成功しているわけじゃないし。つまり俺だって凄い敏腕プロデューサーでもなんでもないよ。だからまずは東京の大手プロダクションに音源送ったり、資料送ったりして、それでもどこからも声がかからなくて、もぅ自分達だけでやってくにも限界だってなったら、いつでもおいでと。』
その日は、そう送り出したんですが、

1週間後くらいに連絡がきて、『色々考えた結果、東京のプロダクションよりも、地元に根付いてやってる、うちの事務所で頑張りたい』と、連絡がきまして。

『よし、そこまで言ってくれるなら、一緒に頑張るか』となって所属が決まりまして。


正直、そっからHALの歌や曲をちゃんと聴きました。苦笑


そしてちゃんと聴けば聴くほどに、HALの音楽センスの高さに気付いていくわけです。


ステージも見る度に、
『音を楽しむと書いて、音楽』という言葉通りに
見てくれている人と一体感をもって楽しむHALに、

『このHALの音楽を、もっと沢山の人に知ってもらいたい、もっと沢山の人にHALの音楽を届けよう』
そんな考えから、
2011年5月より、HALとの活動がスタートしました☆

それこそスタートは、私の考えと、HALの考えが合わなくて、よく揉めました。苦笑


今ではお互いの考えを理解して、仲良くやってます☆笑
(やってるよね?苦笑)


そしてYACの話し。


先にも書いたように、
『同じグループに男女、異性がいること』に私的には不安がありました。


ただYACを知れば知るほど、その不安は消えていきました。


本当に純粋な女の子で、
憎めないキャラクターで、ベイビーフェイス。笑
(ベイビーフェイスは関係ないか。苦笑)


週に1回のHAL会議みたいなものを、スタッフとメンバーでやるんですが、

ちゃんと自分の意思、意見をしっかりと持ってて、 『意外としっかりしてて、芯の強い子なんだ』って。

そんなYACのHALからの卒業。

正直、残念でなりません。

HALは本当にHAL友(ファン)を大事にしていて、

どうやったら楽しんでもらえるか、喜んでもらえるか、毎日、一生懸命考えています。

バスツアーってなれば、本来は私がバスの中の企画とか考えていたのが、
HALは毎回自ら、こんなことやろうとか、予め自分達でスケッチブックを用意して企画をつくってきたり、感心します☆


そういうHAL友想いのHALだからこそ、

今回の決断は、YAC自身も、HALにとっても、
苦渋の決断であったと思います。


もちろん事務所の本音も、過去に何度か、メンバーの脱退、グループの解散がある度に、
応援してくれていたファンの皆さんに対して、申し訳ない気持ちでいっぱいになり、心苦しくなります。

ただこればかりは、どうすることも出来ない、ローカルプロダクションの永遠の悩みではあります。


今回のYACの卒業も、理由が理由だけに、やはりしょうがないと思う部分もありますが、

今回のYACに限らず、
うちの事務所で過去に『辞めたい』と言った人間を 引き留めたことはありません。

やはり『辞めたい』って言葉は、そんなに簡単に口に出来るものじゃないと思うし、その言葉を伝えるまでには、 色々悩んだ末に出した答えだろうし、
その答えを聞いて、もう一度よく考えろって言うのは、違うかなと。


これも言葉にするとキツイ言い方に思われちゃうかもですが、大事なことは
『辞める』と決断して『辞めていく』メンバーよりも、
『残されたメンバー』の事を私は真っ先に考えます。

残されたメンバーは考えなきゃなりません。
『解散』なのか、『継続』なのか。


基本的には、みんな『継続』を選びます。


そうしたら次に、どう『継続していくのか?』


メンバーを増やすのか?
今までの曲はどうする?
などなど、課題は山積みです。


多分どんな選択になっても、すぐに受け入れるのは 今までのHALを観てきた人には簡単にはいかないかもしれません。


それでも残るメンバー、事務所は、前を向いて、HALの音楽を信じて、常に挑戦しながら、進んでいかなければなりません。


HAL友に対しては、
『お願いですから新しいHALも受け入れてください』ってことじゃなく、


これからも皆さんが心から『受け入れてくれる音楽』を『活動』を出来るか?
それが大切なんだと思います。


とりあえずライブプロ代表として、今後とも出来る限りのサポートをしていきたいと思います。


まずは皆さん!
11月6日(日) HALワンマンLIVE〜卒業のHAL〜
inペニーレーン24
皆さんのお越しを心よりお待ちしています!☆

ライブプロ 岩野

39☆